タイトル
KD-A Series
世界初のメタル対応デッキであるKD-A6を皮切りに登場したメタル対応第一世代のシリーズ。
型番の流れでまとめればKD-A8・KD-A7・KD-A6・KD-A5R(リモコン対応)・KD-A5・KD-A3(機械制御)・KD-A2M((機械制御・シスコン用?)という機種構成となる。
他社においては非メタル対応機をそのままメタル対応化しただけのものも見受けられる中、新設計でシリーズ化してきたビクターの意気込みが感じられる。

KD-A6(¥84,800)
あまり知られていない上、それだからレアでもないのだが、正真正銘世界初のメタル対応デッキである。
KD-SAシリーズの無骨さを残しつつKD-A8/A5以降のベースとなるようなデザインなのだが、本機だけは独特の雰囲気がある。
当時写真で見る限りは無骨でカッコ悪いと思ったのだが、実際現物を手にしてみるとサイケな?感じでけっこうイケてると思う。

KD-A5 ・録音再生ヘッド:X-cutセンアロイ
・消去ヘッド:センアロイ
・FGサーボDCモーター+DCモーター
・ワウフラッター0.04%
・ANRS+SuperANRS
・REC EQ
・ピッチコントロール

電源基板が直立しているのはスペースの関係か。
本機ではまだリモコンには対応していない。
背面にはメタルテープ録音時にバイアスを±10%可変できるスイッチがある。
内部
   
メカはKD-85SAのロジックメカとは異なる新型で、ワウフラッターも85SAの0.05%から0.04%と向上。
KD-Aシリーズは基本このメカとなる。
キャプスタンモーターはFGサーボ。
メカ
   

アナログ式VUメーター内に5点ピークLEDを組み込んである。
その後の機種が左右独立でないのは単にコストの問題であろうか。
メーターのレンジは後発のA8/A5が+5までなのだが本機では+6までとなっている。

メーター
   
なぜかA6にだけピッチコントロールが装備されている。
X-cutSAヘッドのエンブレムがカッコイイ。
ピッチコントロール
   
他社は普通バイアス可変なところ、ビクター伝統?の録音イコライザー可変。
KD-A7やDD-7にも装備されている。
REC EQ
   
KD-65SAで初めて搭載されたX-cutSAヘッドを引き継ぐ。
メタル対応化にともないパワーが必要な消去ヘッドには新たにフェライトコア+センダスト合金のセンアロイ消去ヘッドが搭載された。
ヘッド

→TOP