タイトル

KD-SA(II)Series
メタル対応デッキ登場直前のシリーズである。
実は似た型番を名乗るデッキは他にKD-75SA/KD-95SAという機種が存在する。
が、登場年代とデザインの流れからすると一世代前となるので、ここでいうKD-SAシリーズは第二世代というべきか。
シリーズ構成はKD-85SA/KD-65SA/KD-55SA/KD-25SAとなるが、85/65と55/25ではデザイン・質感にずいぶんと隔たりがある。
特に85/65はデザインもかなり近代的になってきており、消去ヘッドと回路さえ変更すればメタル対応化も可能なところまで来ていたように思う。

KD-55SA(¥61,800)
KD-25SAのひとつ上のモデルとなる。一見そっくりに見えるが、REC EQ機構や出力ボリューム、SuperANRSが付属機能として追加され、メカ・プラシャーシであることを除けば、上位機種に劣らないといえる。

資料提供:ky yoko yoko様
・録音再生ヘッド:センアロイ
・消去ヘッド:フェライト
・FGサーボDCモーター
・ワウフラッター0.06%
・ANRS+SuperANRS
・REC EQ

   

シャーシは下位機種25SA同様プラスチックとなっている。ただし、基板自体は55SA用のもののようでメカ後部にも追加基板がある。

   

メカは大型フライホイールによってワウフラッタを抑えたことにより、当時のこのクラスで0.06%と比較的良好となっている。また、モーターは65SAと同様、FGサーボモーターとなっている。

   

ANRSSuperANRSが搭載されているので、当然基板上のIC25SAとは異なる。

   

パネル部、入力ボリュームはKD-65SAと同様の大きなものに変更される。ANRSのポジションにはSuperANRSポジションが追加、また、各メーカーテープに対応するためにビクター独自のREC EQ(高域周波数補正)つまみが新たに装備された。出力ボリュームも装備。

   

センアロイ録再ヘッドと2ギャップ消去ヘッドとヘッド構成はこの頃のビクター標準の構成となっている。


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