タイトル
KD(CCR)-xxx Series
ビクターカセットデッキの初期シリーズ。
1974年頃に型番がCCRからKDに変更になった模様。
まだこの時期は水平型であり、コンポスタイルは登場していない。

KD-770SA(¥79,800)
1976年発売。
他の水平型デッキがCCR型番からのモデルチェンジを繰り返してきたのに対し、すでにコンポスタイルへの移行が始まっているさなかにまったくの新設計で登場し、水平型の最後を飾ったデッキ。
ワウフラッター0.05%と、メカの精度は価格的に上位となるCCR-669SやKD-970SAを上回り、全体の構成などを見てもその後のビクターデッキに受け継がれる要素が詰まっている。
音質も以降に登場する正立型のSAヘッド搭載機にはまったくひけをとらない。

・録音再生ヘッド:センアロイ
・消去ヘッド:フェライト
・FGサーボDCモーター
・ワウフラッター0.05%
・ANRS+SuperANRS

内部はぎっしり。
   

それまでのビクターデッキではお目にかかれない大型のフライホイールが目を惹く。
メカの基本構成自体は特に目新しいものはないが、これにより当時最高のワウフラッター0.05%を達成している。
FGサーボDCモーターはその後のKD-SA・KD-Aシリーズに搭載されているものと同じもののようだ。

   

高級感あふれるミラー付の大型メーター。
これは翌年のKD-95SAに受け継がれる。

   

カセットドアはのちのKD-95SAのようにダイレクト装着で、ドアはたんなるフタである
EJECTボタンを押すとドアがゆっくりと開き、カセットを下部のピンが押し上げて取り出しやすくなる

   
ANRS・テープセレクタはプッシュボタンにより切り替え
LN・LH・フェリクロム・クロムの4ポジション
   
ポータブル機に初めて搭載されたSAヘッドを、据え置き型に始めて搭載したのがKD-970SAとKD-770SAである。
 

写真提供: i_love_lvew様
TOA KD-1770
KD-770SAの海外向けマイナーチェンジモデルを国内メーカーにOEMしたらしいモデル

内部は同一と思われる
コンデンサはその後のビクター機に見られる水色のコンデンサに変わっています

   
ピークメーターは左右独立にグレードアップ
   
カウンターメモリースイッチが追加装備
   
ヘッド先端部の色が黒から変更されています

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