タイトル

DD-x Series
新時代である80年代を迎えてすべてが一新された新シリーズ。
それまでのオーソドックスなデザインから未来的なデザインとなり、フラット感のあるパネルデザインとやや中央寄りとなったカセットドアのバランスがこれまた絶妙で、初めてDD-9を見たときはなんて美しいのだろうと感動した。
メカも一新されて全機種にパルスサーボDDキャプスタンモーターを搭載。
ワウフラッターの数値だけなら次のDD2桁シリーズとともにビクター史上最高。
まさにビクターのカセットデッキ史に輝くシリーズである。

DD-9(¥129,000)
あとから急遽追加されたDD-10を除けば、基本的にはシリーズ最高級モデル。
クオーツロックパルサーボサイレクトドライブ・BESチューニングシステム・X-cutセンアロイ3ヘッドと、装備的にはビクターのカセットデッキ史上最も贅沢なものである。
KD-A5 ・録音ヘッド:センアロイ
・再生ヘッド:X-cutセンアロイ
・消去ヘッド:センアロイ
・クオーツロック・パルスサーボDDモーター+DCモーター
・ワウフラッター0.019%
・ANRS+SuperANRS
・B.E.Sチューニングシステム

   
メイン基板は上下2枚。
上はBESチューニングシステム。
内部
   
ビクター初となるダイレクトドライブメカだが、プランジャーを使っているせいか動作音・タイムラグが大きいのが残念。
   
電源を入れるとDDマークが点灯。
カセットを装填するとキャプスタンが回転し、QuartzLockの表示が点灯するギミックが素敵。
   
動作・設定状態を示すパネル。
録音レベルはup/downボタンによる電動で、次のDD-99は手動に戻る。
   
これもビクター初となるFLメーター。
PEAK/VUの切り替えが可能。
   
KD-A77に続いて採用されたX-cutセンアロイ3ヘッド。
   

海外向けのDD-9はノイズリダクションがANRS+SuperANRSではなく、ANRS/Dolby-B+Dolby-Cとなる。
写真提供:jvc-graz様


→TOP