タイトル

DD-x Series
新時代である80年代を迎えてすべてが一新された新シリーズ。
それまでのオーソドックスなデザインから未来的なデザインとなり、フラット感のあるパネルデザインとやや中央寄りとなったカセットドアのバランスがこれまた絶妙で、初めてDD-9を見たときはなんて美しいのだろうと感動した。
メカも一新されて全機種にパルスサーボDDキャプスタンモーターを搭載。
ワウフラッターの数値だけなら次のDD2桁シリーズとともにビクター史上最高。
まさにビクターのカセットデッキ史に輝くシリーズである。

DD-7(¥89,800)
DD-9からB.E.Sチューニングシステムとデジタルカウンターを省いたもの。
クオーツロックパルサーボDDモーターと X-cutセンアロイ3ヘッドは引き継がれるので再生に関しての基本性能は高い。
なんとも惜しいのはとってつけたような録音ボリューム。
せっかくのフラット感がおかげで台無し。
せめてスライドボリュームにしてくれれば良かったのにと思う。
DD-7 ・録音ヘッド:センアロイ
・再生ヘッド:X-cutセンアロイ
・消去ヘッド:センアロイ
・クオーツロック・パルスサーボDDモーター+DCモーター
・ワウフラッター0.021%
・ANRS+SuperANRS
・REC EQ

オートチューニングがないので基板は1枚のみ。 内部
   

メカの制御基板はDD-9よりDD-5の構成に近い。
イジェクト機構はKD-Axxシリーズではエアーダンプになっていたのが再びKD-Axシリーズと同様に戻ったのはなぜだろうか。
固着はしていないものの所有しているDDシリーズはすべてビックリオープン気味。

メカ
   
SuperANRSチップもANRSチップと同じ大きさとなって小型になった。
このチップもDD-xシリーズで見納めである。
SuperANRS
   
デジタルカウンターではなくなり、QuartzLock DDのエンブレムとなった。
クオーツロックのランプがあるのだが、こういうものは他のクオーツ機では見たことがない。
まあオマケのようなものか。
操作部
   
REC EQもDD-7が最後。 ディスプレイ
   
ヘッド周りはDD-9と同じです。
シングルキャプスタンでテープのテンションを調整するためなのか、消去ヘッドが片持ちになっていて動くようになっている。
ヘッド

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