タイトル

DD-x Series
新時代である80年代を迎えてすべてが一新された新シリーズ。
それまでのオーソドックスなデザインから未来的なデザインとなり、フラット感のあるパネルデザインとやや中央寄りとなったカセットドアのバランスがこれまた絶妙で、初めてDD-9を見たときはなんて美しいのだろうと感動した。
メカも一新されて全機種にパルスサーボDDキャプスタンモーターを搭載。
ワウフラッターの数値だけなら次のDD2桁シリーズとともにビクター史上最高。
まさにビクターのカセットデッキ史に輝くシリーズである。

DD-5(¥59,800)
この頃になると各社メタル対応化がひと段落し、次世代デッキが投入され始めるのだが、激戦区のゴッキュッパにKD-A5/A55とコストパフォーマンスの高いモデルを出してきたビクターが投入した決定版ともいえるのがDD-5である。
ゴッキュッパにDDモーターを搭載しただけでもスゴイのだが、ワウフラッター0.021%と高級機と同等のスペックは強烈だった。
このデッキは大学時代にたまたま立ち寄った中古オーディオショップに1万円位で売っていたのを思わず買ってしまい、しばらくはKD-A5と2台体制になっていたのである。
その後1年くらいで動かなくなってしまったので廃棄したのだが、今思えばカウンターベルトかフイルムコンだったのかもしれない。

DD-5 ・録音再生ヘッド:Newセンアロイ
・消去ヘッド:フェライト
・パルスサーボDDモーター+DCモーター
・ワウフラッター0.021%
・ANRS+SuperANRS

DD-9/7に比べれば内部はあっさり。 内部
   
クオーツロックでない点を除けばこれも共通。
DDであればワウフラッターがもの凄く低くなるわけではなく、他社では最高級機でなければ0.03%程度までが一般的。
0.022%という数値はそれだけこのパルスサーボDDモーターが優れている証であろう。
メカ
   
ヘッドはパーマロイコアを6層から12層にしたニューセンアロイヘッドとなる。
ヘッドに緑色が見えるが、KD-Aシリーズ以前は青色である。
消去ヘッドはセンアロイではなくフェライト。
この辺はコストダウンであろうか。
DD-9/7のような片持ちではなく固定されている。
ヘッド

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